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自動車整備士資格の資格失効もある?更新や有効期限についても解説!

記事更新日:2024/1/4

整備士の資格は、有効期限がないので更新する必要はありません。資格取得後、永久的に持ち続けることができます。自動車検査員については、有効期限はありませんが、業務を続けるうえで定期的な研修を受ける必要があります。場合によっては、業務ができなくなることもあるのでしっかりと把握しましょう。

自動車整備士資格の更新は必要なの?

 

自動車整備士として業務を行うためには、自動車整備士資格という国家資格が必要です。そんな整備士資格の更新や有効期限について、気になっている人も多いのではないでしょうか。

 

整備士資格を取得すると、更新する必要はなく、有効期限もありません。一度取得をすることで、恒久的に持ち続けられます。仮に現場から離れたとしても、その資格を活かして再就職することは可能でしょう。

 

資格は更新の必要性も有効期限もありませんが、自動車技術は進化を続けており、自動運転など新しいシステムの導入はこれからもどんどん進んでいくでしょう。今後、電気自動車やハイブリッド車など、これまでの整備技術のみでは対応できない車が一般化していくことも予想されます。最新の技術に対応するためには、勉強し続けることが要求されます。

 

常に安心安全な整備をお客様に提供するために、日頃から知識や経験を積み重ねていくことは、自動車整備士にとって必須です。

 

整備士の資格が失効することはある?

 

整備士資格は、基本的に失効することはありませんが、資格試験受験の際の不正が見つかった場合は資格の取り消しや剥奪の可能性があります。

 

車やバイクの不正改造をした場合は、個人の整備士資格ではなく、整備工場が認証や指定を取り消されることも考えられます。認証や指定が取り消しになると、当然その工場では、認証や指定があることで可能となっていた分解整備などの整備業務や車検などの業務は、再度認証や指定を受けるまでできません。悪質な場合は、事業そのものの停止命令が出されることもあるでしょう。

 

不正に関わった整備士には、解雇や減給などの処分が下る可能性も考えられます。

 

整備士手帳や合格証書の再発行はできる?再交付に必要なものを解説!

 

自動車検査員の資格失効について

 

整備士が整備した車について、国の基準を満たしているか検査する自動車検査員という資格があります。この資格については、検査員として働き続けるために、定期的な研修の受講が必要となります。研修を受けないと資格を持っていても検査員の業務ができなくなってしまうため、注意しましょう。

3年以上検査員として業務をしていなかった人は、「自動車検査員研修」を新たに受講する必要があります。

 

整備主任者や検査員として、不正改造をした場合は、解任させられる場合もありますので、不正をするのは命取りです。

 

自動車検査員と整備士の違いとは?仕事内容も詳しく解説!

 

最後に

以上、自動車整備士資格の更新や有効期限ついてご紹介しました。この記事を読まれた方は、整備ミスは賠償につながる?自動車整備士の自腹?も一読することをおすすめします。

 

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