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会社の業績不振でリストラされ転職活動をしています。面接では都合よく言い換えても良いですか?

退職理由については、納得性を高めるためにも、事実を正直にお話されて良いと思います。中途採用の場合、企業は退職理由より志望理由に注目しています。ですから、お話する際には、応募先に向けた前向きな志望理由をしっかりとお伝えすることをお勧めします。前職で得た経験と今後を絡めたアピールを軸に、あなたを採用する企業のメリットを伝えましょう。

面接の際、「質問はありますか?」と良く聞かれますが、うまく質問できません。どのような質問をすれば良いのでしょうか?

入社後にどのような環境でどのような仲間たちと働くか知りたくありませんか?例えば、整備工場の設備や、チームの人数や構成、また、どのような整備内容が多いのか、季節によって業務量の変化はどの程度あるのか、など。入社後の自分が働いている姿がより具体的にイメージできるような質問をしましょう。面接は企業からあなたが選ばれる場だけではなく、あなたも企業を選ぶ場です。その判断に必要な情報を面接で得られるようしっかりと準備をして望みましょう。

面接の際、「他の転職活動はいかがですか?」と聞かれました。どのように答えれば良いのでしょうか?

できる限り正直に答えましょう。具体的な企業名まで答える必要はありませんが、ここで嘘をつくと選考が進むにつれ、つじつまが合わないケースが出てきます。また、企業は基本的に他社にも並行して応募しているものだと考えています。正直に答えることで、他社の選考が終わるまで、内定承諾の返事を待ってもらえることさえあります。

入社日について「いつから働けますか?」と何度も訊かれました。現職の状況を考えると正確な日付を回答できません。その際どのように答えれば良いのでしょうか?

現職中であれば、内定を頂いてから退職の手続きに入るというケースが多いので、面接の時点で正確な入社の日付を回答することは難しいと思います。ですからまずは退職の手続きにどの位の日数がかかりそうかを、今の職場に確認し、それ踏まえて「内定を頂いてから○○日程度で入社できます」という回答が良いでしょう。

応募企業から別の職種での提案を頂きました。この場合はどのような対応をすれば良いのでしょうか?

悪い提案ではないと思います。このような場合、応募企業の採用担当者から見て、あなたにより合った職種をご提案して頂いていることが多いです。まずは提案された職種の求人情報を良く吟味し、それが自分のキャリアパスに沿うようであれば選考に進んでみてはいかがでしょうか。

応募企業ごとに提出書類を変更する必要はありますか?

応募企業ごとに変更する必要はありません。ただし、全く違う職種にチャレンジする場合には、転職理由や自己PRなどを変更した方が良いでしょう。たとえば同じ自動車整備士でも輸入車ディーラーと軽自動車専門の販売店では求められる能力も将来のキャリア形成も異なってきます。面接で話す転職理由と、提出書類に記載している内容に整合性があることが大前提です。その為の最低限の変更は必要です。