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整備士のお仕事

ガソリンスタンドで働く自動車整備士の仕事は?認証工場と指定工場って?

記事更新日:2024/4/1

この記事ではガソリンスタンドで働く自動車整備士の仕事内容についてん解説していきます。実は同じガソリンスタンドで働く自動車整備士でも、働くガソリンスタンドが指定工場なのか認証工場なのかで仕事内容は異なります。その点も踏まえ、説明していきます。

ガソリンスタンドで働く自動車整備士の仕事内容

 

自動車整備士の主な仕事は、自動車を安全に運転できるようにメンテナンスをしたり、車のパフォーマンスを上げるために整備をしたり、故障個所を修理することなどがあります。ディーラーや整備工場、カー用品店など、自動車整備士の活躍の場は多岐に渡り、ガソリンスタンドもそのうちの一つです。

それでは、ガソリンスタンドで働く自動車整備士はどんな仕事をしているのでしょうか?

 

ガソリンスタンドで働く自動車整備士は、基本的に点検整備などの整備士らしい仕事は多くなく、接客や給油、洗車などまでマルチに行うことが多いです。軽整備や修理などをしつつ、お客様とのコミュニケーションもやりたい!という方にはぴったりでしょう。

また、指定を受けた民間車検場を兼ねている場合は、車検も行うことができます。

 

ガソリンスタンドで働く整備士に必要な資格

ガソリンスタンドで整備を行う場合、必要な資格はそのガソリンスタンドが認証や指定を受けているか、受けていないかによって変わります。

 

認証を受けている認証工場である場合、分解整備などを行う必要があるため、2級自動車整備士以上の資格が必要でしょう。さらに指定を受けた指定工場である場合、車検を行うことができるため、車検後のチェックをできる自動車検査員の資格があると有利です。認証も指定も受けていない場合、整備士資格は必要ありません。

 

また、ガソリンスタンドではガソリンという危険物を取り扱うため、危険物取扱者乙種第4類の資格を保持していれば、より現場で重宝されるでしょう。ガソリンスタンドでの就職を希望する場合は取得をおすすめします。

 

認証工場?それとも指定工場?

仕事内容について

 

前章でも少し触れたように、ガソリンスタンドで働くとき、そのスタンドが国から「認証工場」もしくは「指定工場」の認定を受けているかいないかによって仕事内容は変わります。この章では、詳しく解説していきます。

 

認証も指定も受けていないスタンドの仕事は、給油や洗車、オイルやタイヤ交換などの簡単な点検整備、接客対応などです。危険物取扱者資格を持っている場合、給油監視業務も行うことがあります。

 

認証工場の場合は、上記に加えて分解整備と呼ばれる少し高度な整備が加わります。分解整備とは、エンジンや足回りなどの安全に密接に関わる部品を取り外して行う整備であり、2級整備士以上の資格を持っていないと行うことができません。

 

指定工場では、民間車検場としての業務も追加されます。指定工場は工場内に車検を行える設備を持っているため、車検が主な業務となることもあるでしょう。特に3月は車検の繁忙期となり、忙しくなることが多いです。

 

整備工場であれば整備のために広くスペースがありますが、ガソリンスタンドの整備スペースは限られています。自動車の点検整備や車検をする際にも、限られたスペースと時間の中で、スピーディーな作業を行うことが必要とされます。

 

認証工場と認定工場は違う?指定工場とは?

最後に

以上、ガソリンスタンドで働く自動車整備士の仕事内容についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、ディーラー整備士とは?民間との違いや転職について解説!も一読することをおすすめします。

 

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